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遺伝的体質が原因

遺伝の問題で生まれつきコレステロール値が高い場合もあります。
家族で高脂血症の人がいる場合には、その子供にも遺伝している可能性があります。
様々なタイプがありますが、多くあるのがコレステロール値が高い体質を遺伝してしまった場合です。
普通の物を食べたり、同じような生活をしていても、遺伝的な問題によって高脂血症になりやすくなってしまいます。
ひどい時には普通の人より4倍ものリスクを抱えている事になるのです。
家族で高脂血症の他、心筋梗塞、脳梗塞で死亡した人が多い場合には、遺伝している可能性があるのです。
このような患者さんは元々コレステロール値が高めになっているので、子供の頃から問題となってしまい、家族性コレステロール血症と呼びます。
遺伝する体質には2種類のタイプがあります。
一つ目は悪玉LDLコレステロールが細胞に取り込まれるためには、LDLレセプターと結合しなければなりません。
しかし、遺伝的な問題のある人は、このレセプターに問題があるようです。
両親から異常のレセプターを遺伝してしまった場合、片親から遺伝してしまったタイプに分かれます。
通常は片親からの遺伝が多いようですが、その場合でも通常の人の半分くらいしかレセプターが働きません。
他にもコレステロール値が高くなるだけでなく、中性脂肪が高くなってしまうタイプもあります。
日本では中性脂肪が高いタイプと、コレステロールが高いタイプ両方を持っていることが多く、心筋梗塞を起こす患者の3割がこのタイプです。
また、遺伝的に中性脂肪が高くなるタイプであっても、成人して食生活が悪くならなければ高脂血症にならないタイプもあります。
殆どが成人してから発病しますが、若い世代から問題となるのは、家族性高コレステロール血症のうち、両親とも遺伝子が異常な場合のみです。

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